2017年10月18日
Dropboxの「ドキュメントをスキャン」機能が便利。
あんず塾では毎月、家庭学習の時間を受講生に記録してもらっています。月初めの授業で用紙を回収・スキャンし、「よくできました」とか「もうひといき」などのハンコを押して返します。
この記録用紙のスキャンですが、最近はスキャナーを使わずに、スマホカメラを使っています。一応、教室にあるエプソンの複合機には、複数枚の書類をスキャンできる「ADF」機能がついています。でも紙をくしゃくしゃにしてしまう子が結構多く、そのまま機械に通すと壊してしまいそうな気がして、最近はスマートフォンで1枚ずつパシャパシャ撮影していました。
ですから、上の写真のように、撮りっぱなしのデータをトリミングも何もせずに保管していたのです。
ところが最近、スマホ版Dropboxには「ドキュメントをスキャン」する機能があることを知りました。まるでスキャナーを使ったかのように綺麗に書類をデータ化(PDFまたはPNGで)してくれるので、大変重宝しております。
使い方は簡単で、写真を撮る要領でレンズを書類に向けて3秒ほど待つだけ。水平垂直がきちんとしていなくてもOK。大雑把な撮り方でも、トリミング・歪み補正までバッチリしてくれます。
デフォルトの状態だとモノクロですが、今回のようにカラーで読み取ることも可能です。ピンクの紙でも、背景をちゃんと白くしてくれました。
B5の書類を読み取ったところ、PDFファイルの解像度は縦591px、横842pxで、ファイルサイズは1.3MBとのことでした。
広告
図表作成に使う?
このスキャン機能、「手書きの図表をプリント化するのに便利かも?」と思ってちょっと実験してみました。コピー用紙にボールペンで書いた図表を読み取り、余白をトリミング。
うん、いい感じですね。これをワープロソフトに貼れば、そのままプリントとして使えそう。
普段、図表作成のときはドローソフトを使っているのですが、きちんと作ろうとすると時間がかかってしまうので、急きょプリントを配りたいときは積極的に使ってみたいと思います。