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ブラタモリ「十和田湖・奥入瀬」回を振り返る

2017/09/21

遊覧船

冬は活躍の場がない遊覧船。寂しげに留まっています。

9月2日放送、NHKの「ブラタモリ」で十和田湖や奥入瀬渓流が取り上げられました。地元ながら、初めて聞く話が盛りだくさんで非常に濃い内容だったので、過去に撮った写真を振り返りながら、大雑把におさらい。今日はたまたま休塾日で、リアルタイムで見られました。お休みに感謝です。

まず、案内役の大学の先生が喫茶店(!)でカルデラ湖のしくみを解説するのが面白い。ココアと練乳で、火山とマグマだまりのミニチュアを作るのです。練乳を引き抜くと、ココアの火山が崩れてぽっかりと穴ができ、これがカルデラというわけです。穴の周囲は垂直な壁のようになっており、切り立った崖の多い十和田湖畔の地形を見事に再現していました。

ここで断崖絶壁の写真を……と思ったところ、残念ながらちょっと見当たりませんでした。十和田湖にお越しの際は、ぜひ遊覧船に乗ってみてください。大きな崖をあちこちで発見できると思います。

十和田湖と太陽の光

2月撮影。晴れたり吹雪いたり、10分ごとに天気が目まぐるしく変わります。

代わりに、真冬に撮った湖畔の風景をお見せします。休屋から乙女の像に行くまでの道で見られます。2月に休屋まで行くのは大変ですが、「十和田湖冬物語」のイベント関連で臨時バスが運行されるので、そのバスに乗ると便利です。

話を一旦戻して、番組では続いてヒメマスを取り上げます。ヒメマスの放流は和井内貞行(わいない・さだゆき)という人物が始めたそうで、タモリさんも名前をご存知でした。うちの父によると教科書に載るほどの人物だったということです。

興味深いのは、十和田湖の栄養分の少なさがヒメマスの定着成功につながったということ。他の魚が生息しにくくなることで、ヒメマスの住む場所まできちんと酸素が行き届くという仕組みです。

そして奥入瀬渓流。その形状がV字型の谷ではなく、滝のできやすい(傾斜のつきやすい)U字型になったきっかけは、十和田湖の決壊による大洪水だそうです。なんと、4秒で東京ドームがいっぱいになるほどの規模。というわけで、この「U字型」を象徴する垂直の壁、馬門岩(まかどいわ)をご覧ください。

馬門岩

馬門岩を見上げます。これも2月撮影。

最後に渓流のコケの説明で番組は終わるのですが、このコケが奥入瀬の緑を育てるため、重要な役割を持っているということにびっくりです。コケには抗菌作用があるらしく、さらに味がマズいため虫を避けてくれるそう。

奥入瀬のコケ

昨年10月撮影。

上の写真は焼山からすぐ近く、「出合い橋」の辺りで撮りました。コケも多種多様、ルーペを持って歩くと色々な模様のコケを観察できるとのことです。最後は、この橋の画像で締めくくりたいと思います。今年6月に行ったら通行止めになっていましたが、今は通れるのかな?

出合い橋

電線が見えなければ完璧な景色。

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