小学生の参考書 算数

「小学標準問題集」の算数は、「標準」的な小学生にとって使いやすい

2016/07/09

今回は、受験研究社の参考書「小学標準問題集」の「算数」についてレビューしたいと思います。「標準」とある通り、私立中学受験を意識しない「標準的な小学生」にとって重要な問題がそろっています。

学校の復習用に、ちょうどいい難易度

このテキストは、「学校の授業内容を復習しながら、校内テストの点数を上げたい」というお子さんの日常学習にピッタリです。

問題は「ステップ1」「ステップ2」など難易度別に分かれています。各ステップは2ページずつとなっており、多すぎず少なすぎずのちょうどよい分量。表紙には「3ステップ」と書かれているものの、多くの単元はステップ2までで、一部の分野のみステップ3が用意してあります。

各ステップの難易度

「ステップ1」は、教科書例題〜練習問題ほどのレベル。すべての小学生が全問正解を目指すべき問題ばかりです。
内容が高度になる高学年では、ステップ1の後半からすでに難しく感じるかもしれません。その場合は、ステップ2以降を見ずに、まずステップ1を完璧にする(解けない問題をなくす)ことが重要です。

「ステップ2」以降は、章末問題よりやや易しい段階からスタートし、最後は章末問題と同レベルか、それよりやや難しめの問題で終わる形となります。

とは言っても、4年生まではスラスラと全問正解する子が珍しくありませんでした。一方で、5年生以上はぐっと正解率が下がりますので、算数に苦手意識を感じているのであれば、全問踏破にこだわる必要はないと思います。まず、正解できそうな問題に2, 3問チャレンジし、その後徐々に解ける問題を増やして、少しずつ自信をつけていくやり方をオススメします。

内容について

テキスト全体を通して、問題は数・種類ともに豊富です。計算分野も、単純な計算問題だけでなく、虫食い算や、位取りの理解を問う問題などがしっかり含まれています。
答えを書き込むスペースは十分にありますが、初めて問題を解くときは、できるだけ別のノート等に書くことをお勧めします。特に、ステップ2からは実践問題が多く含まれているだけに、できなかった問題の反復練習に意味があるテキストだと思います。

最後に

注意点ですが、学年が上がるにつれ、後半部分に「特殊算」など私立中学受験を意識した内容が含まれるようになります。学校の内容の復習を目的とするなら、基本的に無視して構いません。

その点を除けば、最初に述べた通り「標準的な小学生」の日常学習にちょうどよい難易度です。問題のバリエーションも豊富ですので、しっかりやり込めば、自信を持ってテストに臨めるはずです。

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